第1回 feel→do! 開催報告
第1回\地域課題を全力支援!/まちのジブンゴト”feel→do!(フィールド)”開催しました。
10月14日(金)16:30より立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)内「ナデシコ食堂」にて、記念すべき第1回「地域課題を全力支援!まちのジブンゴト”feel→do!(フィールド)”」を開催いたしました。
市職員・地域活動団体の方・市内企業の方・本学職員など地域の大人たちと、本学学生合わせて定員超過の47名にご参加いただきました。
▼オリエンテーション
まずは、本企画に取り入れた鎌倉発祥の「カマコン」について、鎌倉から応援に駆けつけてくれたメンバーより、取組み内容についてのご紹介がありました。カマコンでは9年間で400以上のプロジェクトを全力支援してきたそうです。
▼地域課題を全力支援
プレゼンター3名による課題プレゼン(各5分)と、ブレスト(各12分)。
1,「学校にいきづらい小中学生のフリースペース」JAGUARの部屋 礒嶋玲子さん
礒嶋さんはお友達のお子さんが学校にいきづらかったことをきっかけに、「他人だからこそできることがあるはず!」とフリースペースを立ち上げました。再登校を促すのでもなく、不登校を推奨するのでもなく、子どもの選択肢を増やしてどんな決定も認めていく活動をされています。
そんな礒嶋さんが皆さんから欲しいアイデアは、
「みんなが来たくなる・大人も楽しめる・家でもできないような、おもしろイベントのアイデア」です。
<ブレストによる全力支援>
・アイデアの数 71個
・ベストアイデア「ロゴ、歌、TシャツなどJAGUARの部屋オリジナルのものをつくる」
・ダンスやおかしづくり、アート、動物と触れ合うなどのイベント企画に加え、大学文化祭への出店、びわこ一周やおかし工場見学など、外に飛び出しての企画など、学生と連携したおもしろ企画がたくさんあり、礒嶋さんからは、「たくさんアイデアいただいたので片っ端から実行していきます!」と力強い宣言が飛び出しました。
2,「健幸都市くさつの推進にむけて」健康福祉政策課 吉川航さんに代わり織田泰行さん
織田さんは草津市職員として過去に健康福祉政策課にて健幸都市くさつの推進にご尽力されてきましたので急遽ピンチヒッターとして草津市が抱える高齢化に伴う介護保険等の課題や、草津市が取り組んでいる背策をご紹介いただきました。
そんな織田さんが皆さんから欲しいアイデアは、
「今、運動をしていない人が、運動をはじめたくなる、「きっかけづくり」のアイデア」です。
<ブレストによる全力支援>
・アイデアの数 Aチーム 74個、Bチーム 45個
・ベストアイデアAチーム「便利すぎる世の中なので、自転車が重い・遅いなど歩いた方が楽になるようにする」
ベストアイデアBチーム「体重100kg以上は税金が倍になる」
・他にもクスっと笑えるアイデアやプロジェクションマッピングで階段ペイント、すごろくバス停旅、立命大学と社会人の対決など大学を立地する草津市ならではの面白いアイデアが飛び交いました。
3,「パタニティ醸成運動について」草津青年会議所 森康徳さん
森さんは草津青年会議所にて地域が抱える課題の解決に取り組まれており、今回は子育て世代における問題として母親の孤独な子育てを背景に、パタニティ(父性)の醸成運動を推進されています。
そんな森さんが皆さんから欲しいアイデアは
「父親と子供の絆を深められるような遊びのアイデア」です。
<ブレストによる全力支援>
・アイデアの数 Aチーム51個、Bチーム62個
・ベストアイデアAチーム「パパが全身タイツを着て、子供たちに塗り絵をしてもらう」
ベストアイデアBチーム「キャンプをする!」
・他にもたくさん、親子逃走中とか親子入れ替えデーなどどれも面白い遊びのアイデアが飛び交いました。
▼まとめと参加された方からの感想
12分のブレストでは、ぶっ飛びOK!乗っかりOK!でアイデアがどんどんあふれ出し、その課題がぜんぶ「ジブンゴト」となっていました。立場や年齢を超えてフラットにつながることで参加された方からは、「全く種類の違う地域課題に対するアイデアが思わぬところで繋がる体験ができてとても嬉しかったです。」「これまでブレストは苦手だったけどアイデアを出すことができた」「学生含め普段あまり会えることの少ない色々な立場の方とお話しすることができました。」と感想を頂き第1回は大盛況のうちに終了しました。
次回は、12月3日(金)(UDCBKにて)開催します。どのような課題に「feel」触れることができるのか、そして参加されたお一人おひとりが、どんな「do!」実行に繋げていくのか、とても楽しみです。
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